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京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「常夏(とこなつ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。御家中列帳 信州上田藩士分限帳 寛政七年九月改。
原文は「源氏物語・常夏の巻」として美しく描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。【中古】 明治地方制度成立史 (1967年)。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【中古】 国語アクセント論叢 (1952年)。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【中古】 財政新時代 (1966年)。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【中古】 財政学 批判的・理論的解説 (1932年)。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。☆3032和本江戸嘉永2年(1849)写本「天下茶屋敵討郷談記」5冊揃い/備前国和気郡新庄村(岡山県備前市)/古書古文書/手書き。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。古文書 和書 「梅里先生寿蔵碑講義」 水戸 水戸光圀 瑞竜山 栗田勤 講演録 茨城県 歴史資料 郷土資料 常陸太田 (レターパックライト発送)。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。【中古】 天皇? (1953年)。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。古書 俳句 古文書 詩集 全52ページ。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。本 古書 「毛筆 ペン 常用漢字のくづし方」 昭和11年(1936年) 坂原担山書 洛東書院。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。【中古】 忘れられている安全保障 (1967年)。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【中古】 明治屋食品辞典 第2 食料編 (1963年)。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。秋里籬島著 西村中和画『絵本保元平治 保元平治闘図会』(全十巻十冊揃)享和元年 岡田群玉堂刊 江戸時代和本(明治刷)読本。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。【中古】 ニヒリズム 成立・本質・克服 (1954年)。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。【中古】 ヴァイオリニストの覚え書き (1967年)。また、各巻ごとの書かれた年については不明。Ab-035/食道楽 春の巻 夏の巻 著者/村井寛 昭和3年4月15日発行 腹中の新年 酒の洪水 南京豆 他/L1/61127。従って、応永五年とは、書き始めの年である。鈴木敏雄編著『津藩斎藤拙堂和歌集』大正14年 楽山文庫刊 三重県津市郷土史料。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。安東次男著作集 全8冊 安東次男。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【中古】 ビックリ笑世術 イキな楽しさがいっぱい (1966年) (Key books)。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。【中古】 ギリシャ・ローマ演劇史 第4巻 ギリシャ喜劇作家作品研究 (1957年)。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。【売切り屋】小林一茶 西国紀行 活版印刷 版下 原版 プレート 32枚 古書和書 古文書 俳句 俳諧 漢詩 長歌。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。【中古】 宇和地帯の民俗 (1961年)。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。【中古】 私の遺書 (1967年)。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。【中古】 アメリカのクリエイティビティ (1963年)。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。【中古】 アメリカ社会文化史 上巻 (1954年)。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【中古】 日本における近代政治学の発達 (1968年) (叢書名著の復興 7 )。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。経本 古版 孝子經 検索 仏教 和本 唐本 四書五経 漢籍 明版 宋版 古文書。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。三重韻 全 作者版元など不明。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【中古】 未知の星を求めて 星と青春の記録 (1973年)。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。I02-016 現代文の綜合的研究 保坂弘司著 歐文社。
出品した「源氏物語」は常夏(とこなつ)の内容の要旨
「常夏の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【中古】 一般の化学 (1951年)。第26帖。【中古】 道の文化史 一つの交響曲 (1962年)。光源氏36歳の5月の話玉鬘十帖の第26帖。先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 古絵図 松平官兵衛 細川越中 中津 小倉 古文書。巻名は光源氏と玉鬘が常夏の花(撫子)を詠んだ和歌「なでしこのとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人や尋ねむ」にちなむ。(古本)津田左右吉全集 全28巻+別巻5巻 全33冊組 津田左右吉 函、月報付き(21巻月報欠) 岩波書店 SV0018 1963発行。源氏の君36歳の夏の話。★0435和本江戸寛政2年(1790)吉川神道写本「ふるの伝(布留之詞)」全1冊/吉川源十郎従門/新美源正義/古書古文書/手書き。盛夏の六条院で、釣殿で涼んでいた源氏は夕霧を訪ねてきた内大臣家の子息たちに、最近新しく迎えられた落胤の姫君(近江の君)のことを尋ねる。【中古】 日本の地辷り その予知と対策 (1955年)。夕霧と雲居の雁の仲を許さない不快も手伝って痛烈に皮肉った。【中古】 イタリア人 (1965年)。内大臣と夕顔の君の姫君である玉鬘の姫君は、いつになったら実父・内大臣に会えるのか思い内大臣と源氏の君の間の板ばさみの玉鬘であった。仙華堂百寿(西村重長)『和漢衆画苑』(全5巻2冊揃)藤井孫兵衛刊 明治時代和本 木版画譜 江戸初期の浮世絵師。一方、源氏の皮肉を聞いた内大臣も激怒。【中古】 F.ポルシェ その生涯と作品 (1972年)。雲居の雁のところへ出向いたが、夏の暑い盛りに単を羽織ってうたた寝していた姿に「はしたない」と説教する。【中古】 空気力学序論 (1959年)。またあまりに姫君らしくない近江の君の処遇に思い悩む。【中古】 自殺について (1949年)。そこで長女・弘徽殿女御の元に行儀見習いへ出すことを決めたが、女御へ贈られた文も和歌も支離滅裂な出来で、女房たちの失笑を買うのだった。郡名異同一覧。
「常夏(とこなつ)」自筆原本の上部には、「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。【中古】 ロビンと海賊 (1979年)。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。清原雄風編『怜野集』(全12冊揃)文化3年刊 江戸時代和本 『万葉集』『古今和歌集』他から名歌約15000首を精選 歌集 和歌文学。この言葉は、「常夏」の巻の原文で「窓の内なるほどに従ひてゆかしく思うべかめるわざなれば」とある。【中古】 リズムの原理 (1968年)。一般にごく普通の男でさへ深窓の両家の娘には心をひかれるが身分の高い六条院の内にいる玉鬘の姫のことを世間では美しいと評判ですよと源氏の君が玉鬘の姫君に伝える場面である。【中古】 金属熱処理技術便覧 (1961年)。玉鬘の姫君の美しさを中国の絶世の美女と称される楊貴妃をたとえた漢詩であることが「深窓」の文字からもくみとることができる。【中古】 デザインの基礎 (1960年)。紫式部が「常夏」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。探偵作家論 トムソン著 廣播洲訳。詳細な理由は下記説明欄に記載(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。★0139幕末期ぐらい変わり種古地図「江戸方角図(仮題)」1点/古書古文書/木版摺り。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」常夏(とこなつ)の巻》
「常夏」の巻は英文で「Wild Carnations」と表記されます。近聞雑録。
《自筆上部の「常夏(とこなつ)」自筆原本の上部には、「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。【中古】 宇宙人についてのマジメな話 (1974年)。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。x003 家屋建築 坪曲速成図解 上中下 3冊揃 友安藤七 昭和11年■和本 古文書 建築 規矩術 隅木 配付垂木。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。●極上和本YM3355●幼童筆学早道[手跡稽古之節心持之儀左之通御心得可被成候]村野関山 文政7年刊 稀書往来物。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名一節です。【中古】 判例民法 第1巻 (大正10年度) (1954年)。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【中古】 鋼の熱処理 基礎と作業標準 (1957年)。)
「自筆原本」
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。【中古】 横観無機化学 (1947年)。
自筆上部の「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。【中古】 詩と人生 (1967年)。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。v◇6 江戸期 商貼外和通韻便宝 1冊 巻菱湖 阿蘭陀人 安政7年序 和本 古書/Q05。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。【中古】 人間尊重五十年 (1962年)。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名一節です。C2/尊経閣善本影印修正26 日本書紀 八木書店。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。蘭学Ⅱ!/[大槻玄沢・蘭学階梯・上下二冊完揃]/桂川甫周。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。【中古】 地下のアメリカ (1967年)。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。【中古】 林学実験書 (1956年)。
《「源氏物語」常夏(とこなつ)の巻》
《「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。福音対観 ジェームズ・ストロング 明治20 キリスト教 基督教新約聖書神学宗教学カトリックプロテスタント教皇ルターカルヴァン戦前福音書OF。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という意味である。★海表叢書 1巻~6巻(別巻欠)の6冊/新村出/天金-布貼限定本/新村出監修/●題簽=内藤湖南/★ (管-仏棚)。この漢詩文の落款は、玄宗皇帝が楊貴妃を愛するあまりの漢詩として有名。【中古】 手筋 (1961年) (基本シリーズ 第3 )。この漢詩は「白楽天の文集」に由来するものです。【中古】 国際的中立の研究 (1968年)。》
《むめ(梅)の花の》・・・・ひら(開)けさしたるあさ(朝)ほらけ
おほ(覚)えて、のこ(残)りおほ(多)かりけにほゝゑみ給へるそ、
人にこと(異)なりける、とみ(見)たてまつ(奉)りたま(給)ふ。【中古】 外国貿易と経済発展 (1960年)。
「中将のいとさい(言)へと、心わか(若)きたとりすく(少)なさに」
なと申給ふも、いとおしけなる人の御おほえかな。【中古】 愛 (1959年)。
やかて此御かた(方)のたよりに、たゝすみおはして
のそきたま(給)へは、すたれ(簾)たか(高)くおしは(張)りて、
五せち(節)のきみ(君)とて、されたるわか(若)人のあると、
すくろく(雙六)をそう(打)ち給ふ。【中古】 学区制度の研究 国家権力と村落共同体 (1962年)。て(手)をいとせち(切)に
おしもみて、「せうさい、せうさい」とこふこゑ(声)そ、
いとした(舌)と(疾)きや。【中古】 生化学 下 (1956年)。「あなうたて」とおほ(思)して、
御とも(供)の人のさき(先)お(追)ふをも、
て(手)かき・・・・《せいしたまうて》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。【中古】 ゴムと合成樹脂 (1955年) (化学ライブラリー 第11 日本化学会編 )。
《「源氏物語」常夏(とこなつ)の巻》
《六条院の釣殿の宴・源氏の君、高欄によりかかる》
《源氏の君と明石の君の娘・明石の姫君が将来、天皇の后への夢を語る》
《源氏の君と明石の君の娘・明石の姫君が将来、天皇の后として立后》
《深窓の姫君(内大臣の娘・雲居の雁の姫君)を将来の后にと願う内大臣の心情》
《近江の君に行儀作法を身につけさせるため弘徽殿女御に仕えさせようとする内大臣》
《この女御(弘徽殿女御)のご容姿はきめこまかな美しさというのではなく、
まことに気品高くすっきりしているものの、情をたたえた
やさしさがあって、美しい梅の花の》・・・・・咲きかかった明け方の
風情(ふぜい)を思わせ、まだお言い残しのことがたくさんあるような
様子で笑みをうかべていらっしゃる。【中古】 観劇半世紀 (1948年)。
(弘徽殿女御)「それがほかの人とはまた格別なものよ」
と内大臣はお思い申される。【中古】 独唱名曲八十番 (1950年)。
(内大臣)「中将(夕霧)が、じっさいなんといっても、
まだ考えが浅くて、よく調べもせずに……」
などと申されるにつけても、お気のどくな姫君のご評判ではある。完品 実物裂400枚入 堀切辰一『襤褸達の遍歴 付こぎれ四百姿』限定90部 江戸時代以降の和更紗・絣・絞・紙布・型染布・芭蕉布など 縞帳。
内大臣(雲居の雁の姫君の父君)が、この女御の御方(弘徽殿女御)に
お越しのついでに、そのまま姫君(雲居の雁の姫君)のお部屋に
お立ち寄りになって中をのぞいてごらんになると、
簾(すだれ)を中からぐんと大きく張り出して、五節(ごせち)の君といって
しゃれた若女房がいるのだが、それを相手に双六(すごろく)を
打っておいでになる。【中古】 アメリカの対日参戦 対外政策決定過程の研究 (1967年)。しきりにもみ手をして、
「小賽(しょうさい)、小賽」と祈り願う声が、まことに早口なのだ。【中古】 景気変動論 下 (1967年)。
なんと情けないと内大臣はお思いになり、お供の者が先払いの声を
出すのも手を振って・・・・・《お止めになり、なおそのまま
妻戸(つまど)の細目にあいている隙間(すきま)から、ちょうど
襖(ふすま)が開いている向こうの部屋をのぞいてごらんになる。●極上和本YM4754●〈大字絵抄〉二十四孝〈新板絵抄〉二十四孝集 安永5年・仙台板 本屋治右衛門ほか板。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。毎田周一全集 本巻揃い 全12冊 毎田周一。
《Wild Carnations (常夏)》
Her father loved the way she had of making it seem
that a great deal was being left unsaid.
"Kashiwagi is young and naive, and he halted
his investigations before he had come upon the obvious."
He was not being very kind to his new daughter.
He thought he would look in on her,
since her room was not far away.
He found her, blinds raised high,
at a contest of backgammon.
Her hands at her forehead in earnest supplication,
she was rattling off her prayer at a most wondrous speed.
"Give her a deuce, give her a deuce."
Over and over again.
"Give her a deuce, give her a deuce."
This really was rather dreadful.
Motioning his attendants to silence,
he slipped behind a hinged door from
which the view was unobstructed through sliding doors beyond.
"Revenge, revenge," shrieked Gosechi,
the clever young woman who was her opponent.
Gosechi was not to be outdone in earnestness or shrillness.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《常夏》
得女儿竟与不同。木村正太郎/チャロット・ピーク『Sword and blossom』(全3冊揃)長谷川武次郎刊 英文版「刀と桜」チリメン装・彩色木版画譜 明治時代和本。便道:
“而言之,是中将年,思不周之故。芥子園画伝 初集~四集。”
如此,在委屈了个近江君。☆E0099和本江戸期地方書地方行政写本「地方落穂集」3冊揃/古書古文書/手書き。
内大臣弘徽殿女御之后,乘便到北去探望近江君。【中古】 阿蘇高天原 (1957年)。
走到口,向内一望,但子高卷,
近江君正在和一个伶俐的青年侍女五君打双六。★0189和本江戸文政2年(1819)国学和歌写本「竹園抄」全1冊/屋代弘賢に関係の人物が写したようです/古書古文書/手書き。
焦灼地揉着手,快嘴快舌地叫喊:“小点子,小点子!”
内大臣此模,想道:“呀,不成子!”
便手制止了先的随从人等,
独自悄悄地走到旁,向里探。【中古】 仏教ヨーガ入門 (1973年)。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
左の写真が「源氏物語」常夏の巻の末尾(原本番号24-A)の押印。【中古】 疎外の構造 (1972年)。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。【中古】 虚仮の戯言 (1972年)。冬姫は内大臣・通誠の養女。完品 北原白秋『特製版 海道東征』限定500部(手漉和紙本) 昭和18年 靖文社刊 別冊「海道東征註」(限定500部 木水彌三郎執筆)完備。
冬姫は通称。【中古】 生産と分配の理論 限界生産力理論の形成期 (1967年)。正式な名は伊達貞子。【中古】 芸術歌唱への道 (1971年)。
左上の篆書体は、「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。【中古】 ヘーゲルの近代国家論 (1978年)。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という篆書印の内容です。【中古】 身体 東洋的身心論の試み (1977年) (叢書 身体の思想 4 )。
篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【中古】 権力・政治・民衆 (1971年)。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【中古】 ぼくのテレビジョン あるいはテレビジョン自身のための広告 (1971年)。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(常夏の巻)MRI 26―16B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「常夏の巻」の資料
下記写真は、源氏の君とその子息・夕霧を訪ねた内大臣の子息たちが源氏の君と話しをかわす場面を描いております中央が源氏の君、その左が夕霧。【中古】 ピアノ演奏のテクニック (1974年)。そのほかが内大臣の子息たち。【中古】 明るい夜暗い昼 (1974年)。
上記絵巻は、源氏の君と話しをかわす内大臣の子息たち。【中古】 量子力学の近似的方法 物理現象へのアプローチ (1973年)。
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。●限定500部のうち第228号●奥村玉蘭 筑前名所図会 其の一~十巻 全10冊+解説 全11冊 揃い 全巻セット/和装/和本/長崎番船/中国/唐船★379。
《「養在深窓人未知」(養われて深窓に在あり 人いまだ識らず)という篆書印が押捺されている。ONLY ANTIQUES川瀬友和。言葉の意味は、「良家の娘だから深窓の令嬢として育ったのでしょう」という篆書印の内容です。【中古】 民謡 その発生と変遷 (1981年) (角川選書 126 )。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。【中古】 判断と推理の発達心理学 (1969年)。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。傾城買談客物語 全 翻刻出版人:法木徳兵衛 明治十六年 発行書林:水野慶二郎・他★Wa.33。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。【中古】 火と太陽 なぜプラトンは芸術家を追放したのか (1980年)。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。【中古】 人間の形成について (1970年)。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【中古】 私説アメリカ映画史 (1973年)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【中古】 ランニング・フォーム (1972年)。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。【中古】 絵画技法百科 (1973年)。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。【中古】 幼児自閉症の研究 (1978年)。撮影後、展示のために再表装をしております。【中古】 夢事典 (1978年)。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。m242◆律令要略 全1冊◆写本◆寛保元年序 江戸幕府 法令 法律 刑罰@和本/古文書/古書。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【中古】 大正政変の基礎的研究 (1970年)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【中古】 神仏交渉史 (1975年)。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【中古】 ロック名曲辞典 (1972年)。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【中古】 人間の秘密 (1962年)。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。☆3245和本明治22年(1889)政府役人名鑑「改正官員録」2冊揃い/彦根正三/古書/和紙に活版。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。【中古】 巨人 2 (1974年) (古典文庫)。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【中古】 壁は語る 学生はこう考える (1969年)。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。【中古】 条解会社更生法 上 (1973年)。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。知恩院特別信徒名簿 寺西聴学編 知恩院庶務部 昭和9年。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【中古】 具体性の弁証法 (1969年)。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。『茶味五十首』近重真澄・随時軒物安 漢詩集 昭和9年 千宗守 鈴木豹軒(虎雄)服部擔風 茶道 掛物 漢詩 和本。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【中古】 ムンダ族の農耕文化複合 (1969年)。母は後水尾天皇皇女女二宮。【中古】 主婦の生協づくり 10万の主婦・10年の体験 (1978年) (三一新書)。実母は近衛家女房(瑤林院)。【中古】 有事立法とガイドライン (1979年)。幼名は多治丸。【中古】 量子論の歴史 (1978年)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。g∞ 職原抄摘要 全 発行年不明 無刊記 和書 /E01②。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【中古】 わが心霊の旅路 (1978年)。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。【中古】 アンダーグラウンド映画 (1969年)。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。【中古】 日本近代経済の育成 奇跡的発達の基盤 (1969年)。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。【中古】 マーケティングに必要な計量技法 (1973年)。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【中古】 百頭女 (1974年)。
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